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お知らせ

2017年度大川賞・大川出版賞・研究助成贈呈式開催レポート
 

2018年3月7日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「2017年度大川賞・大川出版賞・研究助成贈呈式」が開催されました。

大川賞

本年度の大川賞は、コンピュータの並列・分散処理におけるソフトウェア技術の研究・開発に貢献のあったデヴィッド J. クック博士(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 名誉教授)、米澤 明憲博士(千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センター 所長、東京大学 名誉教授)に贈呈されました。

※両博士の主な略歴・業績等はこちらをご覧ください。

大川賞 デヴィッド J. クック博士
大川賞
デヴィッド J. クック博士
大川賞 米澤 明憲博士
大川賞
米澤 明憲博士

 

2017年度大川賞受賞者につきましては、2018年2月27日付の朝日新聞に掲載されました。

また、2018年3月8日に早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究開発センターにおいて、大川賞受賞記念シンポジウム(主催:早稲田大学、大川財団)が催され、受賞者を含めた講演会が行われました。

※シンポジウムの開催レポートはこちらをご覧ください。

大川出版賞

大川出版賞には、仮想通貨の基礎技術であるブロックチェーンについて全容を解説し、その可能性を社会の未来予測とともに示唆した「ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現」(野口 悠紀雄氏 著・日本経済新聞出版社 刊)、情報化社会においての社会的基盤といえる「情報法」について、そのあり方を俯瞰的な視点から論じた「情報法のリーガル・マインド」(林 紘一郎氏 著・勁草書房 刊)の2冊が選ばれました。

大川出版賞「ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現」
大川出版賞「ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現」
大川出版賞「情報法のリーガル・マインド」
大川出版賞「情報法のリーガル・マインド」

 

研究助成

研究助成については、国内24名、中国・韓国8名の研究者に対し、研究助成金として100万円の贈呈が行われました。

助成対象者代表 国立情報学研究所 岸田 昌子博士
助成対象者代表 国立情報学研究所 岸田 昌子博士

 

また、今回、贈呈式を記念して、写真家の浅井 愼平氏より「ファインダー越しに見た世界」をテーマとしたご講演をいただきました。

浅井 愼平氏
浅井 愼平氏

 

大川財団では、今後とも、国際的な学術交流と情報通信分野の研究のさらなる発展をめざし、このような活動を継続して行きたいと考えております。